八王子市のアパートで階段が崩落し、女性が亡くなりました。
東京都八王子市のアパートで外階段の一部が崩れて入居者の女性が転落し、死亡する事故が起きてしまいました。
東京新聞様の記事です。
アパートは2013年築の木造3階建て
外階段の老朽化は考えにくく、アパートの設計や施工、管理に問題がなかったか調査しているとのことです。
施工したのは相模原市の則武地所さん(不動産・建築)なので私も知っています。
私が知っている限り、橋本にも4棟、この会社が施工したアパートがあります。

完成したアパートに施工した会社名などは書かれておりませんが、地元の不動産屋なら分かります。
私はこの会社が施工したアパートをお客様と一緒に内見をしたことがあります。
一言で言うと
「このアパート大丈夫か?」
と感じました。
新築だったので、外観も内装もきれいなのですが、不安を感じましたので、お客様にはおすすめいたしませんでした。
私は24年間、不動産屋をやっていますので、何万件も物件を見てきています。
ハウスメーカーの建物、地元工務店の建物、大手デベロッパーの建売住宅、分譲マンションなど、施工会社によってそれぞれ特徴があり、価格も異なってきます。
お客様が物件を購入または賃貸するには不動産屋に行かなくてはいけません。
ということは不動産屋がプロの目で物件を見て、お客様にご説明する必要があります。
ということはお客様はプロの不動産屋を見つける必要があります。
プロの不動産屋を見つける手段のひとつとして、宅地建物取引業者の免許番号があります。
例えば弊社の場合、
神奈川県知事(4)第24387号
この( )内の数字が開業年数を表します。
5年で1つ数字が増えますので、5年 × 4で開業20年以上となります。
(1)の場合、5年以内の開業ということです。
(※国土交通大臣免許、個人の場合、会社購入の場合はこれが全てではありません)
Googleのクチコミは低いほうを見てください
不動産屋からお金をもらって、評価の高いGoogleのクチコミを書くクチコミ代行業者がいます。お客様にQUOカードや商品券などを渡してGoogleのクチコミを書かせている業者がいますので、評価の低いクチコミをご参考になさってください。
不動産屋に勤めているからと言って、従業員みんながプロの不動産屋という訳ではありません。
物件をご案内、ご説明する担当者の不動産業歴が何年か、担当者が「宅地建物取引士」の資格を所有しているかを確認してください。
不動産屋はレインズを利用し、物件情報を共有しているので、物件数は同じです。
全国の不動産屋はレインズ(不動産会社専用の不動産情報交換サービス)を利用し、物件情報を共有しています。
どこの不動産屋が物件数が多いということはなく、どの物件でも取り扱いが出来ます。
みなさんが見ているSUUMO やHome'sなどの不動産情報ポータルサイトは【広告】です。
不動産業者が物件掲載料をポータルサイトに支払って【広告】を出しているのです。
そのため、おとり広告があったり、物件情報に誤りがあります。
プロの不動産屋はSUUMO やHome'sで物件を探しません。
お客様が探すのは物件ではなく、信用できるプロの不動産屋です。
物件数はどこの不動産屋でも同じなので、失敗しない物件を紹介してくれる不動産屋を探してください。
今回の残念な事故のことを、このアパートの問題を見抜けず物件を紹介してしまった不動産屋はどう思っているのでしょう。
建物は命を守るものです。
このような事故が二度と起こらないように、不動産屋は責任を持って物件をご紹介する必要があると考えます。
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