リノベーションのニーズ

最近よく耳にしますね。「リノベーション」

汚れた壁紙や古い独立洗面台などを交換してお部屋をきれいにするのはリフォーム。

お風呂やキッチンを交換したり、間取りの変更をしたり、リフォームよりも大規模な工事を行い、性能や機能、価値などを向上させるものをリノベーションと言います。

今回は賃貸マンションのリノベーションについてお話いたします。

2DKから1LDKへ変更する場合の事例です。

旧【2DK】

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新【1LDK】

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このようにリノベーションしました。

【DKからLDKへ】

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新しくシステムキッチンに替えて洗濯機置場を設置。

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間仕切り戸を外してDKをLDKに変更。

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【和室から洋室へ】

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収納を押入からクローゼットへ変更。

ハンガーパイプを付けてコートやワンピースなど丈の長い衣類が収納しやくすくなりました。

【脱衣所】

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室内洗濯機置場

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独立洗面台に替えました。

【お風呂とトイレ】

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バス・トイレ同室で、お風呂内に洗面ボウルがございます。

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バス・トイレ別になり、ウォシュレットを取り付けることができました。

このように、洗濯機置場をキッチンに移動することによって、独立洗面台やバス・トイレ別といった現代のニーズに合ったお部屋に仕上がりました。

リノベーションしたことによって月々の家賃が以前より13,000円上がってもお客様に選んでいただけるお部屋になりました。

2DK、1LDKどちらの間取りでも、社会人の単身者さん向け、もしくは新婚さん向けの間取りとなりますので、今回の間取り変更は住む人のニーズに合っていたと言えます。

ここが大事なポイントです。

住んでもらうお客様を想像してリノベーションをしなければいけません。

極端な例ですが、家賃14万円の橋本駅前のマンション。

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3DKの間取りを

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1LDKに替えた場合、一見広々としたLDKで良さそうに思えますが、橋本駅前で家賃14万円の1LDKだと単身者さんも新婚さんもなかなか手を出しにくいですし、ご家族様向けの間取りではありませんのでニーズに合っていないと言えます。

リノベーションは大規模な工事が伴うため、それにかかる費用も大きくなってしまいます。地域性による人気の間取りや人気の設備、そして家賃設定を間違えないようにしなければなりません。

築年数が古くても、手を加えてあげれば、お部屋は甦ります。

お客様のニーズをよく知っている地元の不動産業者と建築業者を選べば、お客様も大家さんも業者も、三方よしでみんなが笑顔になれますね。

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