クリーニング費用
賃貸借契約の初期費用の項目として、「クリーニング費用」というものがございます。
敷金をお預かりしている場合、退去時に敷金の中からクリーニング費用を差し引いて、残りの敷金を返金しますが、敷金ではなく、「クリーニング費用」というのはどのようなものでしょう。
例えば・・・
賃料60,000円の1Kで敷金1ヶ月の場合。
敷金1ヶ月分、60,000円を大家さんがお預かりすることになります。
退去時にクリーニング費用を差し引くのですが、1Kの場合およそ30,000円。(専有面積によって異なります。)
ということは残りの30,000円を返金することになりますね。
大家さん「だったら最初からクリーニング費用の30,000円だけでいいよ。」

という訳で「クリーニング費用」という項目があります。
通常、敷金0の物件にクリーニング費用が適用される場合が多いです。
敷金60,000円預け入れすることろをクリーニング費用30,000円になるので初期費用を30,000円抑えることができますね。
そして、最初からクリーニング費用が明確になっているので、「退去時に敷金はいくら戻って来るのかなぁ・・・」という心配もいりません。
30,000円もあれば、照明器具の購入、カーテンの購入、エプロンの購入など新生活に必要なアイテムを揃えることが出来ますね。
しかし、退去時にタバコのヤニ汚れ、破損個所などがあった場合はクリーニング費用だけでは足りず、別途請求されますので、ご注意を。








