家賃回収でやってはいけないこと
アパートやマンションにお住まいの入居者さんから家賃が支払われなくなった。
さて、どうやって家賃を回収しようか。

このまま、家賃が支払われず、タダ(無料)で住み続けられたら大家さんは大変困ってしまいます。
しかし、家賃を回収する方法によっては、違法になってしまうことがあります。
さて、どんなことをしたら違法になるのでしょうか。
・賃借人が室内に入れないよう鍵を勝手に交換したり、鍵にカバーをかけたりすること。
・勝手に室内に入って家具、家電など家財を持ち出してしまうこと。
・玄関ドアなどに「滞納している家賃を支払ってください。」などの文章を貼り付けること。
・深夜早朝に賃借人宅を訪れ、滞納家賃を督促すること。
・賃借人の勤務先に電話、訪問をして滞納家賃を督促すること。
・滞納家賃の督促に賃借人宅を訪れ、賃借人に「出て行ってください。」と言われたのに出て行かないこと。
これら全て違法行為となります。
大家さんだからといって何でもしていいということではありませんね。
では、マンションを管理している管理業者(不動産会社)が行っていいか?
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同じく違法です。
管理業者が違法行為をした場合、大家さんも責任を問われてしまうことがあります。

家賃を滞納して迷惑かけているのは入居者じゃないか!!
というお気持ちはとてもよく分かります。
そんなことにならないように、きちんとした管理業者(不動産会社)をお選びくださいね。
宅地建物取引士
黒田国彦
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