交渉のタイミング
とても良い物件が見つかったけど、大家さんにサービスしていただければ、物件を決めたい!

ということがありますね。

大家さんにお願いしたいサービスとは
・家賃の値下げ
・礼金なし
・フリーレント(賃料1ヶ月無料)
などが挙げられます。
全て借主にメリットがある内容ですね。
交渉のタイミングは?
では、どのタイミングでサービスの交渉をしたほうがいいかと言うと

物件のお申込み時です。

物件が気に入ったら「入居申込書」に
お名前、ご住所、勤務先、緊急連絡先などをご記入(ご入力)いただきます。
この「入居申込書」と一緒に交渉したい条件を大家さんに伝えるのです。

私はこういう者です。
礼金をなしにしていただけたら、この物件を借りたいです。
という具合です。
すると大家さんは

お勤め先もしっかりしてるし、この方だったら借りていただきたい。
部屋は3ヶ月も空いているから、礼金なしでもいいですよ。

となれば、交渉成立です!
交渉でやってはいけないこと
①電話での交渉

先日見た物件ですけど、家賃が2,000円下がったら借りたいです。

どこの誰かも分からないし、本当に契約するかも分からないので、大家さんは答えられません。
②入居審査後の交渉

申込みいただいた物件の入居審査が通り、大家さんにご承諾をいただきました!

そうですか。
ありがとうございます。
でも、礼金なしにしてもらいたいんですけど・・・

契約条件が変わってしまうので、交渉及び入居審査を再度行います。
③契約時の交渉

契約書類が完成し、ご契約金の明細書も完成

引越しの日ですが予定が入ってしまったので、2週間後にして欲しいデスネ

全部やり直しじゃん!
日にちが変わるということは、契約書、重要事項説明書、ご契約金明細書、火災保険申込書など全部作り直すだけでなく、大家さんに賃料発生日が変わることも交渉しなければいけません。
④交渉成立後のキャンセル
当たり前のことですが、交渉までしておいて、交渉成立後にキャンセルすることは良くないことですね。

交渉するのであれば、それなりの覚悟を持って、入居申込書に記入してください。
このように

大家さん、お客様がお互いに納得してからご契約になりますので、交渉のタイミングは最初の段階でする必要があります。

どこまで交渉していいの?

それは私たちプロ(宅地建物取引士)にお任せください。
たくさん交渉すれば、大家さんからクレーマーだと思われ、入居すら断られてしまいます。
大家さんの貸したい。
お客様の借りたい。
のお気持ちを仲介するのが私の仕事です。
お互いの立場に立って物事を考えれば、みんなが幸せになれますね。
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