不動産チェーン店の若手
弊社が物件をお探ししてお客様へご紹介させていただきました。
約1年かかってやっとお客様の理想の物件に出会えました。
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ここから賃料の値下げ交渉や契約開始日など具体的な話を進めて参ります。
事業用物件で、ちょっと込み入った話があり関係者全員で集って話しましょう。ということになりました。
初日、弊社と借主様(お客様)、そして大家さんが時間通り揃いました。

大家さん側の不動産会社は遅れてくるという事。
その不動産会社を待たず、私たちは話し合いを始めました。

大家さんはこれまでの経緯や現状、今後のことを隠さずお話ししてくださいました。
借主様も業務内容の説明、大家さんへのお願いをそのままお話ししてくださいました。
話し合いの途中、大家さん側の不動産会社が到着。

若い男性で、名刺を見ると肩書きは「アドバイザー」
何の?

「遅れて申し訳ありません。」も言わず黙って着席。
引き続き、話し合いが進み21時30分。

とりあえず、お話しを持ち帰ることに。
数日後、もう一度、みんなで集まりました。
約束の時間に弊社と借主様(お客様)、そして大家さんが揃いました。
するとまた大家さん側の不動産会社が遅れるとのこと。
私は心の中で「えっ?どういうこと? 仲介業者がみなさんのご都合を聞いて日時を設定しているのにまた遅刻?」

また、不動産会社を待たず、私たちは話し合いを始めました。
すると30分後、大家さん側の不動産会社が到着。

また何も言わず黙って着席。
ここで私の体温が上昇しました。

引き続き、真剣な話し合いは進んでおります。

するとその30分後

もっと若い男性がドアをノックして入って来ました。

「ウチのです。」

「ウチの? 内野? 誰? 新人?」

名前も名乗らず、男性は辺りをキョロキョロ
話し合いは中断し、大家さんが奥からイスを持ってきてくださいました。

長く使っていなかったイスだったようでホコリをかぶっていました。
大家さんは男性にタオルをスッっと渡すと

男性はイスの上にフワッとタオルを乗せ、その上に座りました。

「いや、イスを拭け!!」

また私の体温が上昇しました。
そして、その20分後。イスに座って話を聞くだけの若手2人は大股を広げ退屈そう。

さらに私の体温が上昇しました。

しばらくするとスマホをチラチラ見て時間を気にしている。

私の体温が急激に上昇しました。

私の心の声

「うぉぉぉい!!!
大事な商談に2回とも遅刻とはどういうことだ!!
で、肩書き「アドバイザー!」
前回も今回も一言もしゃべってないけど何のアドバイザーだ!!
何なら「バドワイザー」でもいいんじゃないか?
そして、さらにもっと若手!!!
自分自身の勉強のために商談に立ち会わせてもらっているなら何で遅刻する?
遅刻してスマホチラチラ見て、帰りたいんだったら来なくていい!!
ほんで大家さんにタオルもらったらタオルの上に座るんじゃなく、そのタオルでイスを拭け!
ふぅ~~~。心の声です。
他社の社員だからグっとこらえました。
チェーン店は若手を現場に行かせるからこんな感じになっちゃう。
ベテラン店長はお店全体をみてるから現場がどうなっているか分かっていない。
きっとベテラン店長は若手の遅刻のことも知らないままでしょう。
事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!!

大家さんの人生、借主様の人生が変わろうとしている大事な商談。
大家さんの「貸したい」 借主様の「借りたい」のお気持ちを繋ぐのが私たち不動産屋の役目です。
もっと責任を感じて行動してもらいたいものです。
やれやれ
だぜ

結局、この担当者はこの物件がオープンする前に会社を辞めてしまいました。
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