プロパンガス料金が高い物件
お客様はアパートやマンションなどの賃貸物件を探す時、毎月の費用を考えて、色々な数字をご確認されると思います。

見える月額費用として
・賃料
・管理費(共益費)
・月額保証料
・月額引落手数料
・自治会費
・月額保険料
・月額24時間サポート料
などがあげられます。
見えない月額費用として
・通信費(インターネット・電話)
・食費
・交通費
・交際費
・水道光熱費
などなどなどがございます。
この水道光熱費は
・水道
・電気
・ガス
と生活するために必要なものですよね。

中でも「ガス」については注意が必要です。
・都市ガス
・プロパンガス
の2種類があり、お風呂のお湯を沸かしたり、キッチンで火を使ったりします。

都市ガスとプロパンガスの違いは「ガスの原料・成分」が違います。
都市ガスは液化天然ガス
プロパンガスは液化石油ガス
都市ガスは空気より軽い
プロパンガスは空気より重い
都市ガスは熱量が低い
プロパンガスは熱量が高い
プロパンガス料金は都市ガス料金より約2倍~3倍以上高くなることが多いです。

だったら都市ガスの方がいいじゃん!
となりますが、都市ガスの供給エリアを見てみると
(東京ガスホームページ参照)
相模原市は都市ガス供給エリアが全域ではありません。
気に入った物件が都市ガスだったらいいのですが、「都市ガス」で物件検索すると物件数が減ってしまいます。
もし、気になった物件がプロパンガスだった場合、都市ガスよりガス料金が高くなることは覚悟してください。
ただ、プロパンガスだからと言って料金が全て同じではありません。
プロパンガス会社や物件によってガス料金が異なります。
プロパンガス料金については物件を借りる前に確認が出来ますので、不動産屋さんに聞いてみてください。
しかし、プロパンガス料金を確認しなくても、「絶対にガス料金が高いよ!」という物件があります。
それは、アパートやマンションを建築する時に決まるガス会社さんとの「裏の約束」があるからです。
その「裏の約束」はここでは書けませんので、地元に詳しい、不動産業歴の長い不動産屋さんに聞いてみてください。
(私でも大丈夫です)
そして、大家さん。

ご自身の物件がプロパンガスだった場合、基本料金と単価を確認してください。
「裏の約束」のせいで、退去が増えていたり、なかなか入居が決まらなかったとしたら、いくらお部屋をきれいにしても、賃料を下げたとしても満室にはなりません。
お客様は自分で支払う「見えない費用」についてしっかりと考えていますからね。

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