なぜちゃんと確認をしない
女性のお客様がケイ・ライフにご来店くださいました。

「あの~、猫2匹飼える1人暮らしのお部屋はありますか?」



「承知いたしました。お探しいたしますね。少々お待ちください。」

「もしもし、〇△マンション203号室は猫飼育可能となっておりますが、猫2匹の飼育は可能ですか?」

「はい。大丈夫です。」

「ありがとうございます。ご紹介させていただきます。」

「良かった~。これから見に行けますか?」

「承知いたしました。確認いたします。」

「もしもし、先ほどの〇△マンション203号室を内見させていただいてもよろしいでしょうか?」

「はい。内見は内見予約くんでお願いいたします。」

内見予約くん、登録完了!!

「内見予約くんに登録しました。鍵はどちらにございますか?」

「はい。鍵はハウス〇ムさんに預けてありますので、電話してから鍵を取りに行ってください。」

「分かりました。」
ハウス〇ムさんへ電話

「ケイ・ライフの黒田と申します。これから、〇△マンション203号室の鍵を受け取りに行きたいのですが、鍵はございますか?」
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「たぶん、あると思います。」

「確認してご連絡ください。」
そして、再び管理会社さんへ契約条件の確認の電話をしました。

「募集図面に短期違約金ありと書いてありますが、内容を教えてください。」

「はい。半年以内で解約の場合、短期違約金として0.5ヶ月お支払いいただきます。」

「解約予告は何ヶ月前ですか?」

「はい。2ヶ月前予告です。」

「分かりました。ご案内させていただきます。」
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「鍵ありました!!」
すると管理会社さんから電話がありました・・・・・

「猫1匹まででした。」

何これ・・・
物件確認、内見予約くん、鍵の確認、短期違約金の確認、解約予告の確認、鍵ありました!
今までのやり取りが全部無駄になりました。
管理会社さん、いままでずっ~と待っていてくださったお客様の時間を返してください。

管理会社さん、賃貸物件だからといって、間違えた情報を伝えて、契約までいったら損害賠償請求されますよ。
契約までの間にお客様は、今住んでいるところの解約通知をし、引っ越しのご連絡、ご準備をなさいます。
その損害費用を払えますか?
物件確認は文字通り、「物件の確認」です。
物件確認はご契約に向かう大事な一歩となります。
お電話口の方、不動産業をナメていると大変なことになりますよ。
お客様には別の物件をご紹介して、無事ご成約となりました。
物件だけでなく、管理会社さんを見極めるのも私の仕事です。

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