確認すれば済む話

お客様からのご質問って、業種を問わず必ずありますよね。

私たち不動産業者もアパートやマンションについてお客様からいろいろご質問をいただきます。

例えば、

・敷地内にバイクは置けますか?

・お部屋にピアノを設置していいですか?

・事務所として使っても大丈夫ですか?

など

通常の賃貸アパートや賃貸マンションの場合、大家さんに聞けばすぐ解決しますね。

ただ、分譲マンションの一室を賃貸に出している場合、大家さんだけでなく「管理規約」を確認して判断しなければいけません。

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「管理規約」というのはその分譲マンションのルールブックみたいなものですね。

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私は先日とある分譲マンションの全体を管理している、とある管理会社に電話をして、確認をいたしました。

その時の会話です。

「マンションの駐輪場に自転車を置く場合、台数の制限や料金はかかりますか?」

「指定場所はないので、空いているところに置いてもらえれば。金額は年間で300円だったと思うよ。」

「バイクは駐車出来ますか?」

「バイクもたしか一緒。」

「アップライトピアノは置いても大丈夫ですか?」

「え~っと、ピアノかぁ、私もマンションに行くけど、一回もピアノの音したことないなぁ。誰も置いてないんじゃないかなぁ。」

「今すぐの答えじゃなくていいので、管理規約を確認して、折り返しご連絡いただけますか。」

「はい、分かりました。電話は今、表示されている番号でいいですか?」

私「はい、お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。」

これ、相当怒っています。

では私の心の声。

 私は確認をするためマンションの管理会社に電話してるのに、「だったと思うよ」とか「たしか」とか「じゃないかなぁ」って、それ全部、あなたの感想でしょう!!

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そして、暫くしても折り返しの電話はなく、私から電話をかけると、先ほどとは全く違った話でした。

このやりとり、不動産業が長い私だったから、まだ大丈夫だったけど、お客様だったり、不動産屋の新人さんだったら、管理会社の言葉を鵜吞みにして話が進み、契約の時に話が違うじゃん!ってなると思うとゾッとします。

分譲マンションには管理規約があるんだから、それを確認すれば済む話なんですけどね。

何事も確認は大事です。

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